日本エスペラント大会だより (5)

2021年8-9月

「ヒロシマの心」を伝える

講演「ヒロシマを生き抜いて」(切明きりあけ千枝子さん)
軍需工場への学徒動員や被爆の体験から、今の時代が戦争につながっていく危さを強く感じ、平和は「一生懸命たぐり寄せて、つかんで、力を尽 くして、守るべきもの」と伝えてくれます。(エスペラント字幕付き)
被爆伝承講話
エスペラントで、被爆体験者の体験や平和への思いを伝えます。
講演 “La kupoldomo kaj Baumkuchen”(小阪清行さん)
日本で初めてバウムクーヘンが紹介されたのは、今から約100年前、今の原爆ドームでのことでした。その話をエスペラントで語ります。
平和公園内碑巡り
広島の皆さんが、平和公園内の原爆関連の記念碑を紹介します。
原爆関係エスペラント図書展
価値ある図書のいくつかを、「エスペラント博物館よこはま」からご紹介します。

そのほかいろいろ番組をご用意

講演「英語の必要性とエスペラントの価値」(山川修一さん)
今日英語は国際的な仕事をする上で確かに必要だが、それだけでは不十分。民際交流の促進にはエスペラントが適していることを伝えます。
出版記念講演「小林司の伝言——斎藤秀一ひでかつとその時代」(萩原洋子さん)
戦前に厳しい弾圧を受けた山形県出身の言語学者、斎藤秀一について語ります。
野田淳子ミニコンサート
名曲を美しいエスペラントで歌いあげます。
オンライン茶話会
小グループに分かれての楽しい会話の場を設けます。ドイツより「危険な言語」の著者ウルリッヒ・リンスさん、世界エスペラント協会理事で韓国エスペラント協会会長のソ・ジンスさんや、元韓国エスペラント青年会代表・国際エスペランティスト教育者連盟の前理事でスペイン在住のUnika、ドイツの青年レオ・サカグチさんら、外国人エスぺランティストも参加予定。
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